口蹄疫, 宮崎県, 都城市, 三股町, 高崎町 ,ワクチン接種, 畜産

　

　宮崎県は、口蹄疫の非常事態宣言の段階的な解除を検討しているとした。
　非常事態宣言が出されたのは、５月１８日。
　県内全域で家畜の移動・搬出制限区域の解除が可能になるのは最短で７月１６日だ。

　この間に、宮崎県の経済は、かなり深刻な事態に陥ってしまった。
　口蹄疫による県内への影響は、これからが本番だという声も多い。

　これまで県内で牛・豚を殺処分してきたため、家畜農家は販売するための牛や豚がいなくなった。
　したがって、県内の税収はひどく落ち込むことが予想される。

　さらに畜産業に関係する業者も多く、飼料会社、運送会社、獣医の仕事が激減してしまう。
　これによって、雇用の確保が難しくなるだろうし、サービスの価格競争が悪化することになるだろう。

　またイベントの中止も相次ぎ、観光客も激減しているため、ホテル業や商店街も閑散としている。
　夜に出歩く人も少なくなり、スナックや居酒屋にも影響がでている。

　そして、一番に深刻なことは、畜産業が再び復活できるかどうかだ。
　現在の畜産業は、初期投資が膨大なため、多くの人が借金をして経営している。
　したがって、さらに借金をして、畜産をはじめられるかどうか、非常に厳しい道のりなのだ。
　銀行や信用金庫の柔軟な対応が求められる。

　宮崎県の経済復興は、かなり大変で長期的になることが予想される。

　　

　

　

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・ 都城市の口蹄疫の最新情報
・ 都城市の公共施設休館のご案内
・ 口蹄疫の一連の流れ（これまでの経緯）
・ 口蹄疫とは？
・ 義援金のご案内

【自治体の情報】
　・都城市「口蹄疫に関する情報」
　・宮崎県「口蹄疫に関する情報」
　・農林水産省「口蹄疫に関する情報」

【相談窓口】
　・社会保険労務士・弁護士による「無料電話相談サービス」
　・宮崎県「口蹄疫緊急対策貸付」

　

・ 口蹄疫：非常事態宣言の段階的な解除へ。今後も大変。
・ 7月2日より都城市の家畜移動制限解除に。11日に全域で「安全宣言」の見込み。
・ 7月5日、宮崎市の畜産農家で牛１頭が口蹄疫に感染。

　

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