クラウド, グーグル, Googleドキュメント, MSN, SkyDrive(スカイドライブ), SaaS（Software as a Service）,

ＩＴ・テクノロジーに関する記事リスト

　クラウドコンピューティングは、一度知ってしまうと、たちまちその凄さに驚嘆してしまうだろう。

　クラウドコンピューティングとは、インターネット上に自分のデータ保存場所を設けることができるシステムのことだ。ネット上のソフトを使って、ワープロや表計算、メールなどの作業もできてしまう。インターネットに接続できてしまう場所であれば、どこでも自分のデータにアクセスして作業もできる。

　パソコンを使っていて、直面することが、データのバックアップだ。写真や、作成した資料、その他、必要な様々なファイル。そうしたバックアップをしながら、利用もしていく場所として、クロウドコンピューティングは、非常に便利なのだ。

　また、プライベート・クラウド・ネットワークという言葉もでてきている。企業内で、データとソフトを一元化して管理していくシステムだ。

　残念なことは、こうしたクラウドコンピューティング事業は、ＭＳＮ（マイクロソフト）とグーグルといったアメリカの企業がリードしている。クラウドコンピューティングには、規制にとらわれない、従来の枠にとらわれない考え方が必要だ。そして、膨大なサーバーを管理できる土地も必要となる。日本では、これまで従来型の技術に投資を行ってきた大手企業は参入しにくいし、ベンチャーが育ちにくいという風土がある。

　でも、もう間もなくそうした時代が到来しようとしている。

現時点でのお勧めクラウドコンピューティング
・Windows Live　SkyDrive（スカイドライブ）
　マイクロソフトが提供するクラウドシステム。写真や動画、ドキュメントなど、ファイルの種類を選ばず無料で25GBまでの保存できて、相手を選んで共有もできる。
　http://login.live.com

・グーグル ドキュメント
　無料で利用できる最大容量は1GBまで（2010年1月現在）まで保存できる。1ファイル当たりの最大サイズは250MB。ただしGoogleドキュメント固有の形式で作成、または変換した文書や表計算シート、プレゼンテーション資料には制限がない。