農業祭り, ジャンベ, 西アフリカ, 民族楽器, 趣味悠々, ドゥンドゥン

　私たちの町でも、様々な趣味に興じて、 楽しい日々を過ごされている方がいらっしゃいます。
　まだまだ、知らないことも多いものですね。
　ということで、今日は、Nさんから送っていただいたレポートをご紹介します。
　Nさんは、なんと民族音楽をされてまして、今回は、ジャンベについて教えていただきました。

　2009年11月23日(祝)、お昼の１２時３０分から３０分間、『鹿児島市農業まつり』のイベントで演奏しました。
　ジャンベとは、西アフリカの民族楽器で、生活に密着した曲であるのが特徴です。
　両親への尊敬を表したり、成人のお祝いをしたり、子孫の反映を願ったり、仕事の内容を表したりと何百曲もあります。
　もちろん、歌もあります。

　ジャンベ(一本の丸太をくりぬき、ヤギのメスの皮を張った太鼓)は、手でたたきます。
　後ろの、ばちでたたく太鼓は4種類あって、総称して「ドゥンドゥン」と言います。
　ドゥンドゥンは、ベルと太鼓でベースを奏でます。

　ジャンベは、一定のリズム(アコンパと言います)があり、ジャンベ演奏者が複数いると 数種類のアコンパをそれぞれがたたき、ソリストがテクニックを魅せます。
　曲の長さはまったく決まっておらず、リーダーの合図(シグナルと言います)で 始まりも終わりも決まります。

　また、木琴の原型になった「バラフォン」やフルートの原型になった「フーレ」 ハープのような「コラ」という楽器も合わせて演奏されます。 西アフリカでは、演奏に合わせて、アフリカンダンスを踊ります。 宮崎市や日南市にもチームがあるそうです。 鹿児島市内のチームは、ギニアの国立舞踏団でソリストを務めていた方がおり 精力的に活動しているようです。

　ということで、ジャンベについてでした。Nさんは、「民族音楽を多くの方に聞いていただいて、文化交流の架け橋になるといい」と話していました。